こんにちは!タッグアルファのスタッフ、タニ子です。
さむ~い冬が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。。。
最近は日中少し暖かくなってきて、春の予感も少しづつしてきました♪
さて、今日は、カビが生えているビデオテープをご紹介したいと思います!
テープにカビ(・・)??
と思われる方もたくさんいるかと思います。
どんな風に生えるの?どこに生えるの?もうテープはだめかも?!
そんな疑問にお答えいたします!
ふわふわの白いカビ
カビというと、緑や黒などを想像しますよね?
でもビデオテープにつくカビは、白くてふわふわなんです~~!
特にテープにびっしり付いたカビはまるで積もった雪なんです!
もし家に眠っているビデオテープがある方は、ぜひ透明の窓からテープの状態を
確認してみてください。
なぜなら、ふわふわの見た目とは裏腹にこのカビが生えしまうと、ダビングができない
可能性もあるのです!!
なぜテープにカビが生えるのでしょうか??
ビデオテープにカビが生える原因は、ビデオテープや音響用磁気テープのベースとなる
テープの素材「ポリエステル」にあります。この化学繊維は吸湿性があり、この吸湿性の
良さがカビにとってちょうど良い湿度の維持に役立ってしまうのです。
さらにご家庭で押し入れの奥に長年しまってあれば、ホコリと湿気でますますカビが発生
してしまうのです。
カビがテープに与える影響
カビの生え始めはほんの小さなふわふわなのですが、
それが徐々に広がり、テープの内部まで浸透してしまうのです。
そしてこのカビがテープ内部に浸透して、その状態を放置してしまうと
テープ同士がくっついてしまいます。
テープ同士がくっつくと、そこの部分でテープが切れてしまうので、テープを1周送る事に
毎回切れるという状態になります。
テープを送っても送っても・・・
くっついているのでその部分で切れ続けます。
こうなってしまうとカビ取りのクリーニングができず、再生する事が不可能となってしまうのです。
ビデオテープのカビを見つけたら?
もしカビテープを発見したら、まずはカビのあるテープだけを袋に入れたりして分けて、
ビデオテープのカビ取り専門業者へご相談ください。
(もちろん弊社でも受け付けておりますので、お気軽にお問合せください!)
間違っても、分解したりテープを無理やり引っ張り出そうとはしないでくださいね!
VHSテープのカビの例
C-カセットテープのカビの例
以上、今回はビデオテープのカビについてご説明させて頂きました!
弊社に持ち込まれるビデオテープでも意外とカビのテープあるんです。
みなさん背表紙に書いてある事なんかは見て来られるのですが、テープのカビは
店頭で発見される事もしばしば・・・。
それでも大丈夫です!諦めるのはちょっと待ってくださいね!
お心当たりがある方は、ぜひ一度ご相談ください(^▽^)