こんにちは!タッグアルファのスタッフ、タニ子です。
今日は最近お問合せやご依頼がとても多い「オープンリールテープ」についてご紹介いたします!
オープンリールテープとは、カセットテープが普及する前の1960年代頃、声や音楽(ラジオ)など
音声を録音することができたオーディオテープです。
テープと言うとカセットテープなどのようなプラスチックケースに入っているイメージですが、
オープンリールテープの形状は、茶色いテープがむき出しのまま丸いリールに収納されています。
直径10センチほどのリールもあれば、約30センチにもなるリールもあります。
オープンリールテープのケース
ケースは、正方形の紙製のものがほとんどで、
当時販売されていたメーカーによってデザインは様々です。
今見てもとってもおしゃれ!
オープンリールテープの形状
オープンリールテープのリールは、プラスチック製のものが多いです。
リールには茶色いテープが巻かれており、表はツヤがあり裏はマットな質感となっています。
知らなければ、ここに音声が録音されているなんて信じられませんよね!(笑)
オープンリールテープの録音
オープンリールテープの場合、リールのサイズでは何分録音されているかは不明です。
なぜなら録音スピードや、どのトラックを使ってどのくらいの時間録音するかは、録音する時の
機材やテープの種類によって異なるからなのです。(販売時期によっても)
そのため、実際にデッキで再生させてみて初めて録音時間や録音内容が分かるのです。
※お見積もりのご依頼も承っていますので、ぜひご利用ください!
オープンリールテープの内容ランキング
弊社にご依頼頂くオープンリールテープは、圧倒的に一般のお客様が多いのですが、
その中でもどんな内容のものが多いのかをご紹介いたします。
第3位
お客様自身の合唱コンクール・コンサートなど
小学校・中学校の合唱コンクールやコンサートなど、当時出演していた方の思い出の音源です。
主催者からオープンリールテープを記念にもらったという場合が多いですが、みなさん聞くのは
初めてだったり何十年ぶりという方がほとんどです。
第2位
ラジオ
洋楽・邦楽・ジャズ・子ども向け・・・様々なジャンルのラジオ番組の音源です。
お客様にとっては、聞けば昭和の時代がよみがえってくる懐かしい思い出の一つです。
第1位
子ども・家族の音声
圧倒的に多いのがやっぱり家族の記録です。
お子さんが歌を歌ったりおしゃべりしたり、家族の何気ない団らんの様子、親戚のおじさん・・・
本当に何気ない風景の一コマが多いです。
今は動画や映像など画像があって当たり前ですが、声だけでも残っている事が貴重な時代。
当たり前にある日々の日常ですが、それだけでとても幸せな事なんだと実感します。
さいごに
オープンリールテープは、存在こそあまり知られていませんが、
昭和の時代を映し出す貴重な音源です。
劣化が進んでいるテープも多く見られるようになってきて、ダビング業者も少なくなってきました。
もしデジタル化をお考えでしたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。